私は高校卒業後、理学療法士を目指して専門学校へ進学しました。
理学療法士を目指したきっかけは、学生時代のスポーツ経験です。
私は小学校・中学校ではサッカー、高校ではテニスをしていました。
高校時代、練習中に足を疲労骨折してしまったことがあります。
そのときにリハビリや身体のケアの大切さを知り、「自分も将来は人の役に立てる仕事がしたい」と思うようになりました。
また、母からも理学療法士という職業を勧められたこともあり、進学を決意しました。
専門学校での異変
入学後は理学療法士になるために勉強へ取り組んでいました。
しかし、専門学校2年生の頃から体調に異変が現れるようになりました。
実習の授業中や人前で発表するときに気分が悪くなることが増えていったのです。
最初は緊張のせいだと思っていました。
しかし、症状は徐々に悪化していきました。
やがて友人との何気ない会話の最中にも気分が悪くなることがあり、日常生活にも影響が出るようになりました。
不安になり病院を受診したところ、当時は自律神経失調症と診断されました。
休学という選択
その後は薬を服用しながら学校へ通いました。
しかし思うように体調は改善せず、勉強や実習を続けることが難しくなっていきました。
悩んだ末に、私は休学することを決めました。
当時は理学療法士になることを目標にしていたため、休学を決断することはとても苦しいものでした。
周囲との差を感じることもあり、「なぜ自分だけが」と考えることもありました。
退学を決断
休学期間は2年間続きました。
その間、自分の体調や将来について何度も考えました。
理学療法士への思いがなくなったわけではありません。
しかし、このまま同じ道を進むことが本当に自分にとって良い選択なのか悩み続けました。
そして最終的に、私は退学を決断しました。
当時は悔しさもありましたし、自分自身を責めたこともありました。
ですが、今振り返ると、この経験があったからこそ自分の人生を見つめ直すことができたと思っています。
今思うこと
当時は挫折だと思っていました。
しかし、その後さまざまな仕事を経験し、通信制大学で学び直し、新しい道へ進むことができました。
人生は思い描いた通りには進まないことがあります。
それでも遠回りした経験が、今の自分を支えてくれていると感じています。
もし今、進路や体調のことで悩んでいる方がいるなら、焦らず自分のペースで進んでほしいと思います。
遠回りは決して無駄ではないと、私は信じています。
