自律神経失調症を経験して変わった6つの考え方|挫折から学んだこと

自己成長

自律神経失調症と聞くと、体調不良や不安な気持ちを思い浮かべる人が多いかもしれません。

私自身、学生時代に自律神経失調症と診断され、大きな挫折を経験しました。当時は理学療法士を目指して専門学校へ通っていましたが、体調不良により学業を続けることが難しくなり、中退という決断をしました。

なぜ自分だけがこんな思いをしなければならないのか。何度もそう考えました。しかし今振り返ると、その経験があったからこそ得られた考え方もあります。

今回は、自律神経失調症を経験して私自身が変わった6つの考え方について書いてみたいと思います。


1. 無理をしすぎないことの大切さ

学生時代の私は、周囲に遅れないよう必死でした。

体調が悪くても「頑張らなければ」と自分を追い込み続けていました。しかし、無理を重ねるほど症状は悪化し、専門学校を続けることが難しくなりました。

社会人になってからも、「周りと同じように頑張らなければ」と考えることがありました。転職活動中も早く次の仕事を決めたいという焦りから、自分に合っているかどうかよりも条件ばかり見ていた時期があります。

ですが、自律神経失調症を経験したことで、自分の心や体の状態を無視して頑張り続けることは長続きしないと学びました。

現在は仕事を選ぶ際にも、給与や休日だけでなく、「自分が無理なく続けられるか」「心身ともに健康で働けるか」を大切にしています。

以前よりも、自分のペースを尊重しながら前に進むことを意識するようになりました。


2. 人と比べすぎなくなった

自律神経失調症を経験する前の私は、周囲の人と自分を比べることがよくありました。

友人が順調に学校へ通っていたり、就職して活躍していたりすると、「自分ももっと頑張らなければ」と焦ることがありました。しかし、人と比較すればするほど無理をしてしまい、自分自身を追い込んでしまうことにもつながっていました。

自律神経失調症を経験してからは、人にはそれぞれ違う環境や事情があり、歩むペースも違うということを少しずつ理解できるようになりました。

もちろん今でも他人をうらやましく思うことはあります。しかし、「人は人、自分は自分」と考えるようになってからは、以前ほど周囲と比べて落ち込むことはなくなりました。

大切なのは誰かと競争することではなく、自分なりに一歩ずつ前へ進むことだと思っています。昨日の自分より少しでも成長できていれば、それで十分だと考えられるようになりました。


3. 当たり前だと思っていたことは当たり前ではなかった

自律神経失調症を経験するまでは、健康でいることや学校へ通うこと、仕事をすることは当たり前だと思っていました。

しかし、体調を崩して思うように行動できなくなったことで、それらは決して当たり前ではないことに気づかされました。

健康でいられること。好きな運動ができること。仕事ができること。家族や友人と過ごせること。外へ出かけられること。

普段は何気なく過ごしている日常も、実はとても恵まれたことなのだと思います。

体調が悪かった頃は、思うように動けないことへの悔しさや不安を感じることもありました。しかし、その経験があったからこそ、何気ない日常のありがたさに気づくことができました。

今でも運動をしたり、仕事に向かったりするとき、「今日も普通に過ごせることは決して当たり前ではない」と感じることがあります。

だからこそ、一日一日を大切にしながら過ごしていきたいと思っています。


4. 小さな積み重ねを大切にするようになった

自律神経失調症で悩んでいた頃は、「この先どうなるんだろう」「将来は大丈夫なのだろうか」と先のことばかり考えていました。

しかし、将来のことを考えすぎても不安になるだけで、すぐに状況が変わるわけではありません。

そこで意識するようになったのが、「今日、自分に何ができるか」を考えることです。

たとえ小さなことでも、運動をする、本を読む、ブログを書く、動画編集をするなど、その日にできることを一つずつ積み重ねていくことを大切にするようになりました。

一日だけでは大きな変化は感じられません。しかし、その小さな積み重ねが一週間、一か月、一年と続くことで、振り返ったときに大きな成長につながるのだと思います。

現在続けているnoteの毎日更新やブログ運営、YouTubeへの挑戦も、すべて「今日できることをやる」という考え方から始まりました。

これからも焦らず、一歩ずつ自分のペースで積み重ねていきたいと思っています。


5. 挑戦することを諦めなくなった

自律神経失調症を経験したことで、私は一度大きな挫折を味わいました。

当時は思い描いていた通りに進むことができず、「もう無理かもしれない」と感じることもありました。

しかし、その経験を通して気づいたのは、挑戦しなければ何も変わらないということです。

もちろん挑戦には失敗もあります。私自身、これまで転職や進路選択でうまくいかなかったこともたくさんありました。それでも、一度の失敗で人生が終わるわけではありません。

以前の私は失敗を恐れて行動できないこともありましたが、今では「まずやってみよう」と考えることが増えました。

通信制大学への進学と卒業、転職活動、ブログ運営、noteの毎日更新、YouTubeやSNSでの発信など、これまでやったことのないことにも積極的に挑戦しています。

結果がどうなるかは分かりません。しかし、挑戦した経験は必ず自分の成長につながると信じています。

自律神経失調症を経験したからこそ、「できない理由を探すのではなく、まずはやってみる」という考え方が身につきました。

これからも失敗を恐れず、さまざまなことに果敢にチャレンジしながら、自分らしい人生を歩んでいきたいと思います。


6. 自律神経失調症は誰にでも起こり得る

自律神経失調症や精神的な不調は、決して特別な人だけがなるものではありません。

私自身も、自律神経失調症で悩んでいた頃に理解されないと感じることがありました。「気合が足りないだけじゃないか」「もっと頑張ればどうにかなるだろう」といった言葉をかけられたこともあります。

もちろん、相手に悪気があったわけではないかもしれません。しかし、当時の私にとってはとてもつらい言葉でした。

体調が悪くても外見からは分かりにくいため、「怠けているだけ」「考えすぎだ」と思われることもあります。そのたびに、自分がおかしいのではないかと悩み、自分自身を責めてしまうこともありました。

しかし今振り返ると、自律神経失調症や精神的な不調は誰にでも起こる可能性があるものだと思います。

仕事、人間関係、学校、将来への不安など、さまざまな要因が重なることで、どんな人でも心や体のバランスを崩してしまうことがあります。

実際に経験してみないと分からない苦しさがありますし、本人の努力や気合だけで解決できるものではありません。

だからこそ、今同じような悩みを抱えている人には、自分を責めすぎないでほしいと思います。そして周囲の人にも、目には見えなくても苦しんでいる人がいることを少しでも理解してもらえたら嬉しいです。


まとめ

自律神経失調症を経験したことは、決して楽な出来事ではありませんでした。

しかし、その経験を通して私は「無理をしすぎないこと」「人と比べないこと」「当たり前の日常に感謝すること」「小さな積み重ねを続けること」「挑戦することを諦めないこと」の大切さを学びました。

また、自律神経失調症や精神的な不調は決して他人事ではなく、誰にでも起こり得るものだということも実感しました。

あの頃は、まさか自分が通信制大学を卒業し、転職活動を行い、ブログやnote、YouTubeで発信活動をするとは思っていませんでした。

人生は思い通りにいかないこともあります。しかし、遠回りに見える経験も決して無駄ではないと思います。

今の私も決して完璧ではありません。不安になることや悩むこともあります。それでも、「今日、自分に何ができるか」を考えながら、一歩ずつ前へ進んでいます。

これからも自分のペースを大切にしながら、新しいことに挑戦し続けていきたいと思います。

もし今、自律神経の不調や精神的な悩みを抱えている方がいたら、焦らなくて大丈夫です。人は人、自分は自分。無理をせず、自分らしいペースで歩んでいってほしいと思います。

遠回りに見える経験も、いつかきっと自分の力になる日が来ると私は信じています。

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