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  • 原因不明の吐き気に苦しんだ学生時代

    原因不明の吐き気に苦しんだ学生時代

    私は専門学校時代に自律神経失調症と診断されました。

    しかし今振り返ると、症状の始まりはもっと前だったように思います。

    小学6年生の夏

    最初に異変を感じたのは小学6年生の夏休みでした。

    家族旅行から帰宅した日の夜、寝ようとすると強い吐き気に襲われました。

    何度も寝ようとしましたが気持ち悪くて眠ることができません。

    その状態が1週間ほど続きました。

    病院も受診しましたが、「特に異常はない」と言われました。

    当時はサッカーをしていましたが、走ると気持ち悪くなることがありました。

    それでも周囲に迷惑をかけたくないという気持ちが強く、誰にも詳しく話しませんでした。

    いつの間にか症状は落ち着きました。

    しかし私は心のどこかで思っていました。

    「もしまた同じ症状が出たらどうしよう」

    その出来事は私の中で大きなトラウマになっていました。

    中学3年生で再発

    最悪の出来事は中学3年生の夏に起こりました。

    お盆休み前のサッカーの試合中、走っていると突然吐き気に襲われたのです。

    その瞬間、小学6年生の時の記憶がよみがえりました。

    私は前半途中で交代しました。

    お盆休み中に治るだろうと思い、顧問の先生には「太ももに違和感がある」と嘘をつきました。

    しかしその夜、再び強烈な吐き気に襲われました。

    さらに食事も思うように取れなくなりました。

    お腹は空いているのに食べ物が入っていかないのです。

    無理に食べようとすると吐きそうになる。

    今でもカレーライスを半分ほどしか食べられなかったことを鮮明に覚えています。

    誰にも理解されなかった

    お盆休みが終わり、練習が再開しました。

    軽い運動でも吐き気が出る状態だったため、私は顧問の先生に肉離れをしたと嘘をつきました。

    今思うと、なぜ正直に相談しなかったのだろうと後悔しています。

    その後、いくつもの病院を受診しました。

    しかし「異常はない」と言われるばかりでした。

    私はどうしていいか分かりませんでした。

    苦しくて、一人で抱え込むことも限界になっていました。

    そんな時、勇気を出して部員の一人に症状を打ち明けました。

    話したことで少し気持ちが楽になりました。

    しかし後日、その話は部員全員に広まっていました。

    そして笑われました。

    「そんなことあるわけないじゃん」

    その言葉は今でも忘れられません。

    私は誰からも信じてもらえないのだと思いました。

    人間不信になり、人を信じることが怖くなりました。

    その後、最後の公式戦を終えて引退しました。

    正直なところ、不完全燃焼でした。

    しかし当時の私は、部活が終わることに少し安心していました。

    高校時代

    高校は隣町の公立高校へ進学しました。

    中学時代に比べると、眠れない症状は少しずつ改善していきました。

    しかし、食事が思うように取れないことや、運動をすると吐き気が出る症状は続いていました。

    体重はどんどん減っていき、身長175cmに対して体重は50kgほどしかありませんでした。

    周囲から「細いね」と言われることも多く、自分でも体のことが気になっていました。

    高校生活は決して楽しいものではありませんでした。

    中学時代の経験もあり、人との関わりに慎重になっていたように思います。

    友人も1〜2人ほどで、一人で過ごす時間が多かった記憶があります。

    そんな中で、唯一楽しいと感じられたのがテニス部での活動でした。

    サッカーとは違い、症状が強く出ることも少なく、純粋にスポーツを楽しむことができました。

    高校時代は決して充実した学生生活とは言えなかったかもしれません。

    それでも、テニスを続けながら何とか学校へ通い、自分なりに毎日を過ごしていました。

    今でも分からないこと

    その後、理学療法士を目指して専門学校へ進学しました。

    運動する機会は減り、以前のような症状はあまり出なくなりました。

    しかし、食事が思うように取れない状態は続いていました。

    そして専門学校2年生になった頃、人前で発表したり実習を行ったりする場面で再び体調を崩すようになりました。

    精神科を受診し、当時は自律神経失調症と診断されました。

    ただ、今でも一つ気になっていることがあります。

    それは運動時の症状です。

    私の場合、1500m走やマラソン大会などの激しい運動をすると、数分で強い吐き気が起こり、顔面蒼白になることがありました。

    この症状が本当に自律神経失調症によるものだったのかは今でも分かりません。

    しかし確かなのは、この経験によって健康の大切さを学んだということです。

    そして同時に、苦しんでいる人の気持ちを少し理解できるようになった気がします。

    今では遠回りだったとしても、この経験は自分の人生の一部だったと思っています。

  • 理学療法士を目指した私が専門学校を中退した話

    理学療法士を目指した私が専門学校を中退した話

    私は高校卒業後、理学療法士を目指して専門学校へ進学しました。

    理学療法士を目指したきっかけは、学生時代のスポーツ経験です。

    私は小学校・中学校ではサッカー、高校ではテニスをしていました。

    高校時代、練習中に足を疲労骨折してしまったことがあります。

    そのときにリハビリや身体のケアの大切さを知り、「自分も将来は人の役に立てる仕事がしたい」と思うようになりました。

    また、母からも理学療法士という職業を勧められたこともあり、進学を決意しました。

    専門学校での異変

    入学後は理学療法士になるために勉強へ取り組んでいました。

    しかし、専門学校2年生の頃から体調に異変が現れるようになりました。

    実習の授業中や人前で発表するときに気分が悪くなることが増えていったのです。

    最初は緊張のせいだと思っていました。

    しかし、症状は徐々に悪化していきました。

    やがて友人との何気ない会話の最中にも気分が悪くなることがあり、日常生活にも影響が出るようになりました。

    不安になり病院を受診したところ、当時は自律神経失調症と診断されました。

    休学という選択

    その後は薬を服用しながら学校へ通いました。

    しかし思うように体調は改善せず、勉強や実習を続けることが難しくなっていきました。

    悩んだ末に、私は休学することを決めました。

    当時は理学療法士になることを目標にしていたため、休学を決断することはとても苦しいものでした。

    周囲との差を感じることもあり、「なぜ自分だけが」と考えることもありました。

    退学を決断

    休学期間は2年間続きました。

    その間、自分の体調や将来について何度も考えました。

    理学療法士への思いがなくなったわけではありません。

    しかし、このまま同じ道を進むことが本当に自分にとって良い選択なのか悩み続けました。

    そして最終的に、私は退学を決断しました。

    当時は悔しさもありましたし、自分自身を責めたこともありました。

    ですが、今振り返ると、この経験があったからこそ自分の人生を見つめ直すことができたと思っています。

    今思うこと

    当時は挫折だと思っていました。

    しかし、その後さまざまな仕事を経験し、通信制大学で学び直し、新しい道へ進むことができました。

    人生は思い描いた通りには進まないことがあります。

    それでも遠回りした経験が、今の自分を支えてくれていると感じています。

    もし今、進路や体調のことで悩んでいる方がいるなら、焦らず自分のペースで進んでほしいと思います。

    遠回りは決して無駄ではないと、私は信じています。